武器の歴史は古く、ノーベル賞の名前にもなっているノーベルのダイナマイトに代表されるように武器の歴史は発明の歴史でもあります。
そんな中で、今回は面白い発明を紹介します。
ある意味アイデア発想の参考になるのではないでしょうか?という発明です。
今回の発明は、打つと首を痛める銃です。
構造としては、絵のようにヘルメットと銃が合体しています。
ヘルメットの上の部分に銃が付いていて、かぶった人の目線に合うように照準器も付いています。
なので、狙いやすいというのが特徴でメリットです。
撃ち方は簡単で、ヘルメットから伸びる細いチューブを口に含み、息を吹くだけとのことです。
そうするとチューブから空気が送られ、自動的に弾が発射される仕組みになっているとのことです。
しかし、致命的な弱点として、銃を撃ったときの衝撃がダイレクトに首に伝わり、間違いなく首を痛めることになるとのことで、実用化されませんでした。
狙いやすいというメリットに対して、首を痛めるというデメリットが大きすぎるので、実用化には至りませんでしたが、発想としては面白いです。
また、この発明は1910年代のものです。
今の世の中では、色々な新構造、新材料ができています。
今の世の中の技術を組み合わせれば、首を痛めるというデメリットを払拭した素晴らしい発明が発想できるのでは?と思うのは私だけでしょうか?
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