センター試験を終え、受験生の皆様はセンターの自己採点、受ける大学の選定と落ち着かない時期かもしれません。
自分もその当時、代ゼミデータリサーチの小さな本と睨めっこしていたのが懐かしいです。
私の場合、センター失敗して、地方国立しか受からなそうな状態で、「現役、国立、家から通える範囲」という目標のうち、どれが一つは妥協することを迫られていました。
結果、家から通える範囲を妥協し、地方国立に行ったのですが、家賃は安いし、一人暮らしのは楽しいし、勉強は大変だったけど、就職はそれなりに良かったし、良い選択肢だったと思います。
さて、そんな志望校選びの参考になるかわかりませんが、今回の記事では特許件数も含めた世界の大学ランキングについて記載しようと思います。
このランキングは、ロイター通信がまとめた「世界の革新的な大学ランキング」であり、特許取得数だけでなく、その特許が産業にどれだけ影響を与えたか?も含んだ上のランキングであることがポイントです。
つまり、新規性があっても世の中に有益じゃない発明をしているだけではランキング上位にはなれないということです。
結果はというと、1位スタンフォード大学、2位マサチューセッツ工科大学、3位ハーバード大学とこの3位まではここ5年間変動無いようです。
そして、なんと、日本の大学は26位まで出てきません。
26位に東京大学、35位に大阪大学、43位に京都大学、57位に九州大学と日本の大学はかなり下の方にランクインしています。
なぜ、こんなに低いんでしょう?
考察によると東大と1位のスタンフォード大学との特許取得数はそこまで差異ないようです。
但し、それが世の中に影響を及ぼしているか?で差があるようです。
確かに日本の大学は研究テーマからしても直接世の中に有益になるというより、好奇心からのテーマが多い様な気がします。
国立大学が民営化し、なかなか研究費取得が難しくなっているこのご時世、徐々に日本の大学も産業界とのつながりを持ってきている様に感じますが、世界の水準と比べるとまだまだの様です。
ただ、個人的には大学なので、これ必要なの?と思われても、今回ノーベル賞を取った吉野氏の様に、いつか花咲いて社会の役に立てば、それはそれでいいのかなぁと思います。
そのために国が投資することは重要だと思います。
借金まみれで国にそんな余裕があるのかは別としまして。
そんな状態なので、受験生の皆様、思い切って留学なんていかがでしょう?
かなり大変だとは思いますが、英語力は付くし、将来的有益なのではないでしょうか?
自分もそういう選択肢を持っても良かったかな?と思ったり今でもします。
この記事が悩んでいる方の少しでも参考になればと思います。
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